構図ひとつで写真の印象が変わってきます
写真作品を作るうえで構図はとても大事な要素です。
例えば一輪の花を撮影するとき画面のどの位置に主題となる花を配置するか?
結論を言えば、どの位置に主題をおこうと表現者の自由
なのですが、、、
しかしながら、
普遍的に構図が安定するとされるポジションがあったり、
またその時代の流行があったり
もちろん、カメラマンによって答えも様々です。
いろいろなことを考えながら構図を構成していきます。
ただ、構図のとりかた一つで写真の印象が変わってくるので、
撮影に行ったら出来る限り複数の構図でシャッターを切ることは初心者へのお勧めの方法です。
そんな構図にはよく使われる「構図パターン」というのもいくつかありますが、
今回は代表的な「3分割法」について紹介します。
3分割法とは
3分割法とは、画面の縦と横をそれぞれ3等分して、その交点や線上に被写体を配置する方法 安定感を与えられるほか、空間を生かした絵作りができるとされています。
まずは作例をご覧ください。
2枚の写真は3分割法を意識した構図のとりかたで撮影しています。
3分割の線を引いてみる
それではそれぞれの写真に3分割の線を引いてみましょう。
縦と横の線が交差するところに主題の花が配置されています。
アジサイの花は左上の交差する点に
ツツジは左下の交差する点に
カメラのグリッドで表示が可能です。
この3分割法は構図パターンの代表的なもののひとつなので、多くのカメラでファインダーのグリッドラインとして表示が可能です。
以下はソニーのα6400の設定です。
グリッドラインの「3分割」を選択
モニターに3分割のラインが表示されました。
縦と横の交差する点に主題を配置するだけ3分割法構図の出来上がり
もちろん、ビューファインダーにも3分割グリッドラインが表示されます。
今回は代表的な構図の撮り方を紹介しました。
これから作品と一緒にいろいろな構図の考え方をご紹介していきます。
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