簡易の小物撮影台を作ってみた
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/IMG_4646-1024x768.jpg)
ダイソーグッズを使っておしゃれ背景にチャレンジ
アクセサリー等、軽い小物の撮影を想定しています。
買ったものは透明の下敷きとハギレ。
※今回使ったのは青いちりめん風のハギレ
そしてボックスティッシュを2個用意。
これだけです。
多少の難!?はありますが、撮影背景のアイデアにしていただけると嬉しいです。
今回は軽いアクセサリー等の小物撮影を想定しています。
少し重いものだと下敷きがタワむことでセットが崩れる恐れがあります。
被写体の重さに応じて厚みのある透明アクリル板を用意する等材料を工夫してください。
被写体を傷つけないためにもご注意ください。
※今回の撮影では背景を程よくぼかすことがポイントなので、
撮像素子の大きいaps-cセンサーサイズ以上のミラーレスカメラの使用をお勧めします。
センサーの大きい方が一般的に背景ぼけを作りやすいとされています。
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/IMG_4971b-768x1024.jpg)
簡単に撮影したかったので、今回はリビングの照明をメインライトに使用しました。
右斜め上から被写体に光が当たるようにテーブルの位置を調整。
①ティッシュボックスを置く
②その上に透明の下敷きを置いて
③下にハギレを敷く
これだけ、です。
撮影台に被写体を置いてみた
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/直接布に置く-1024x683.jpg)
ハギレの上に直接被写体を乗せただけのもの。
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/DSC02848-1-1024x683.jpg)
ハギレから距離をおいて設置した「透明下敷き」の上に被写体を乗せました。
カメラの絞りを開放よりも少し絞り込んで被写体へのピントと背景のボケ量を調整します。
背景が程よくボケることで被写体を引き立てることができます。
【撮影データ】
aps-cセンサーサイズのミラーレスカメラで
レンズの焦点距離は55ミリ(35ミリフルサイズセンサーに換算すると82ミリ相当)
絞り値はf5.6で被写界深度(ピントの合う範囲)は少し浅め
シャッタースピードは1/8秒です。
※一部撮影後の明るさを調整しているカットがあります。
小物のテーブルフォトでは三脚を付けていてもカメラブレに注意してください。
リモートの使用をお勧めします。
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/06/リモート撮影グッズ002-1024x764.jpg)
LEDランタンで背景に光を当てる
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/IMG_4959-1-768x1024.jpg)
後方からハギレに向かってLEDランタンの光を当ててみました。
今回使用したものはパナソニック LEDランタン(調光・調色タイプ)
電球型で柔らかい光です。
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/ドレープなし002-1024x683.jpg)
被写体が少し浮き上がって見えます。
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/DSC02865-1-1024x683.jpg)
ハギレにシワをつけて完成。雰囲気がさらに変わり、背景の存在感が程よく出ています。
自転車用LEDライトを使ってみた
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/IMG_4982-1024x903.jpg)
今度はLEDランタンの代わりに自転車用のLEDライトを使ってみました。
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/ドレープなし001-1024x683.jpg)
光がかたく、光量も強いのでスポットライトのような効果が得られました。
![](https://kitasan.jp/life/wp-content/uploads/2021/07/ドレープ001-1024x683.jpg)
ドレープを付けて完成。LEDランタンよりも幻想的な雰囲気です。
ちょっとした工夫で背景がおしゃれに変身します。
今回はコストをかけずに撮影することを想定しているので、できるだけお家にあるもので代用し、簡単な撮影台になるよう考えてみました。
もちろん、本格的な照明機材を使い、撮影台も厚みのある丈夫な透明アクリル板やガラスと支持台を用意して、時間をかけて背景やライティングを作っていくことが理想ではありますが、まずはいろいろ気軽に試してみて、必要に応じてグレードを上げていってください。
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