ミラーレスカメラには「鏡」がない?
本格的な写真撮影ができる「レンズ交換式カメラ」として最近流行のミラーレスカメラ。
ミラーレスとはその名の通り「鏡」が無いカメラの意味。
それまで主流となっていた「一眼レフカメラ」に対してつけられたネーミングです。
一眼レフカメラ
光がレンズを通り、その先にあるフィルム面(もしくは撮像素子)で像を結び記録するカメラの構造ですが、レンズから入ってくる実際の像を見るためにレンズとフィルムの間に鏡を設置して光の進む方向を変えてファインダーに導き、肉眼で構図やピント等を確認できるようにしたものを「一眼レフ」と呼びます。
一般的な一眼レフカメラはシャッターボタンを押して露光している間はミラーが上がってフィルム面に光が当たるようになります。その間はファインダー越しにレンズからの像を見ることができません。
ミラーレスカメラが登場する前は一眼レフカメラがレンズ交換式カメラの主流でした。
そして、この一眼レフ方式でCCDやCMOSセンサー等の撮像素子が使われているものを「デジタル一眼レフ」と呼んでいます。
★写真は1977年に発売された35ミリフィルムの一眼レフカメラ「ミノルタXG-E」
ところどころ塗装が剥げているところがいい味だしてます。
このミノルタがのちにオートフォーカス一眼レフカメラの名機「α-7000」を発売したのが1985年。その後コニカと合併「コニカミノルタ」と社名が変わり、またαのカメラシリーズはソニーが引き継ぐことになり現在に至っています。
レンズをはずしたところ。中に鏡が斜めに設置されていているのがわかります。
ミラーレスカメラが今後の主流になるのか
それに対してミラーレスカメラはフィルムにあたる撮像素子(CMOSやCCDと呼ばれるセンサー)が読み込んだ映像のアウトプットを液晶画面やEVF(Electronic View Finder:電子ビューファインダー)で見る方式です。
鏡とペンタプリズム等が必要なくなる為、カメラ本体の軽量化とレンズ設計の自由度が増しました。
一眼レフカメラとミラーレスカメラ。どちらにもメリット・デメリットがありますが、現在はミラーレスカメラがシェアを広げつつあります。
こちらはソニーα-6400。APS-Cセンサーサイズのミラーレスカメラ。最新のテクノロジーが詰まったカメラですが、撮る道具として長く使いたくなるようなシンプルで落ち着いたデザインも魅力です。
中は、、、もちろんミラーがありません。CMOSセンサーが見えます。
ミラーレスカメラの登場で撮影方法が変化した
新しい時代のミラーレスカメラは一眼レフと撮影のコツが少し違ってきます。
次回から実際の撮影方法をご紹介していきます。
俺流です。
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