三脚使用にオススメのリモートケーブル

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カメラに触れないでシャッターを切る方法


花の接写撮影
花火や星空の撮影などでの長時間露光
朝夕や夜景撮影でのスローシャッター撮影


上記の撮影を行う場合、カメラブレを起こさないことが大事なポイントとなります。
その時に必須のアイテムが三脚です。

三脚に関してはカメラ+レンズの重量に見合ったものを選ぶこと。
カメラより貧弱な三脚だとブレを防止するどころか、簡単にコケてしまい、大事なカメラを傷つけてしまう可能性も高くなります。
とは言いながら、ただでさえ重くなりがちな撮影機材。
バランスよく使いやすいものを選びたいところです。

さて、しっかりした三脚を用意したら次はリモートの選び方です。
三脚に固定したカメラも直接シャッターボタンを押すことでカメラやレンズが動いて小さなブレを起こすことがあります。
ちょっとピンボケかなと思って拡大してみると少しブレていたなんてことも。
もちろん、手振れしないシャッタースピードで三脚を使用する場合は手でホールドして撮影しても問題ありませんが、スローシャッター撮影す場合は特に気を付けましょう。

そしてカメラ本体に触らないでシャッターを切る代表的な方法をいくつか紹介します。

写真はジッツオの三脚。
値段は高いのですが、信頼できるプロフェッショナル仕様の三脚で一生モノのクオリティです。
はがれた塗装がまたいい味出してます。

①ワイヤレス撮影

リモコン型のコマンダーやスマートフォン、PC等からワイヤレスでカメラを操作。

例えばソニー製のカメラをスマホからコントロールする場合、Imaging Edge Mobileというアプリをダウンロードして使用します。
シャッターボタンだけでなく、絞り値やシャッタースピード等の各種設定、またライブビューをスマホで見ることができるのが便利です。

ただし、スマホの場合はペアリング等の設定が必要となり、慣れないと手間取って時間がかかる場合があります。
個人的にはシャッターボタンを押してからのタイムラグが少し長く感じましたが撮影状況等で判断すればよいでしょう。
また、アプリやスマホのバージョンの組み合わせによる不具合等に備えて事前に動作チェックをすることをお勧めします。

【Imaging Edge Mobile】
https://imagingedge.sony.net/ja-jp/ie-mobile.html

②ケーブルをつないでリモート撮影

PCやコマンダーとカメラをケーブルにつないでリモート操作

USBケーブルをつないだ有線式のリモート撮影もできます。
ソニーのImaging Edge Desktop版ではUSB(有線)、Wi-Fi(無線)での接続リモートが可能です。

【Imaging Edge Desktop版】
https://imagingedge.sony.net/ja-jp/ie-desktop.html

写真ではUSBケーブルでカメラとPCを接続。
シャッターボタンを押してからのカメラの反応が速かったです。
撮影したデータを直接PCに保存することもできます。
また、設定や操作性がよく、スタジオや部屋の中での撮影にとても重宝しています。

③セルフタイマーを使う

三脚を使用した撮影で、スマホもリモートコマンダーも持っていなかった時の対応としてセルフタイマーを使う方法があります。2秒、5秒、10秒等、タイマーの時間を設定できるものがありますが、シャッターボタンを押してから三脚&カメラのブレが収まるのを考えて個人的にはいつも10秒タイマーで撮影しています。
もちろん、シャッターボタンを押してから数秒かかるので、動かないものの撮影に限られます。

おすすめはシンプルで安価なリモートケーブル

個人的にお勧めするのがシンプルな機能で安価なリモートケーブルです。
Kenkoのリモート90Lはシャッターボタンとシャッターロック機能しかないシンプルなものです。
そもそも、アナログカメラ時代の機械式ケーブルシャッターレリーズはシャッターボタンとロック機能しかなかったので、
カメラマンによっては必要充分なのです。

※Kenko Tokina社はレンズやレンズフィルター等カメラアクセサリーを販売する老舗メーカーです。
https://www.kenko-tokina.co.jp/

ソニー純正のものだとシャッターボタン以外にもいくつかの機能がついていて便利なのですが、値段ももう少し高くなっています。動画撮影メインの方はこちらの方がよいかもしれませんね。

ソニーα6400に接続します。側面のUSB端子につなげます。
接続完了

真ん中のボタンを半押しするとオートフォーカスの場合はフォーカシングを行います。
さらに押し込むとシャッターが切れます。カメラ本体のシャッターボタンと同じです。

シャッターボタンを押しながら、上にスライドするとロックがかかります。
つまりシャッター押しっぱなし状態です。
ボタンを押しているあいだ露光をおこなうBLUB(バルブ)モードを使用するときによく使います。
花火や星空の撮影、また夜の高速道路の光の軌跡の撮影等で活躍。
ホタルの撮影ではスローシャッターの連続撮影を行うためにシャッターロックを使うことがあります。

三脚を使ったスローシャッター撮影にはリモートは必須です。

作例

夜の街にひっそり佇むアジサイの花
電車の明かりにうっすら照らされています。
スローシャッター撮影で電車の光を流して幻想的な雰囲気を狙いました。

SONY α6400
SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary

【ISO】125
【絞り】f2.4
【シャッタースピード】2秒

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