写真の題材はどこにでもあります
(2021年8月25日撮影)
カメラマンの先生方がよく言うこのセリフ
「写真の題材はどこにでもあります」
個人的には半分ホントで半分ウソだと思っています。
なぜなら写真を撮る意識をもって日々を過ごさなければ
魅力的な被写体が見えてこないからです。
また、同じ景色も人によって感じ方が違います。
「同じ場所から同じようにシャッターを切っても人それぞれで同じような写真にはならない」
とおっしゃっていた先生もいました。
そこが写真の楽しいところでもあります。
近所の遊歩道でネイチャーフォト
ということで今回は近所の緑道で写真撮影。
東大和市の住宅街にある、ちょっとした遊歩道です。
どの町にでもありそうな感じの道ですが、
でも、よく観察するとフォトジェニックな被写体がたくさんありました。
ここはボランティアの方々によって植物の手入れがされています。
この日も小さな空間にたくさんの花が咲いていました。
この白とグリーンの植物もさわやかな感じで素敵です。
被写体のフォルム
光の状態
背景
レンズワーク(焦点距離や被写界深度等)
を頭の中でイメージしてカメラをセッティングします。
小さな白い花もそのままで魅力的かもしれませんが、
アスファルトに描かれた影もうまく構図に入れると面白い写真が撮れるかもしれない。
少し風が吹いてるからシャッター速度を下げて花をブラしてみようか?
アイデアが尽きません。
時間はすぐにたってしまいます。
植えた植物のリストも掲示されていました。
緑のボランティアのみなさんに感謝です。
散歩するだけでも心癒されます。
写真の有名な撮影スポットはインターネットで調べるとたくさん出てくるし、そこに行くのが素敵な写真を撮る近道かもしれませんが、何気なく通り過ごしている近所の公園や遊歩道でトレーニングがてら写真撮影してみませんか?意外と傑作が出来るかもしれません。
今回の作例
今回撮影した作品です。
小さな緑道や花壇では被写体にクローズアップした作品が多くなりがちですが、それでも、
空間の広がりを感じてもらえるような構図やテクニックを考えながら作品を作りました。
※RAWデータで撮影。編集時に加工を加えている写真もあります。
これからの撮影が楽しみなコスモスの花
1輪をアップで撮影
露出を明るめ(ハイキー)にして背景を白く、そして被写体の透明感を演出しました。
SONY α6400
E 55-210mm F4.5-6.3 OSS
シャッター 1/750秒
絞り F6.3
感度 ISO400
今度は赤い花のベルベッドのような花びらの質感を出したくて露出を撮影後の編集で暗く仕上げました。
SONY α6400
E 55-210mm F4.5-6.3 OSS
シャッター 1/1000秒
絞り F5.6
感度 ISO320
半逆光で撮影した白い花。
花の質感もそうですが、茎に入ったハイライトがとてもきれいでした。
SONY α6400
E 55-210mm F4.5-6.3 OSS
シャッター 1/1500秒
絞り F5.6
感度 ISO400
白とグリーンの色が混じったさわやかなイメージの植物
標準レンズの絞りを開放にして前後を大きくぼかし、ファンタジックなイメージを狙いました。
SONY α6400
SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary
シャッター 1/750秒
絞り F2.4
感度 ISO100
撮影機材 α6400&LENS
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